東洋医学での自律神経や臓器/渋谷駅徒歩1分の好立地

お電話でのご予約
03-6427-7290

東洋医学での自律神経や臓器

現代医学と東洋医学は違います。名前や働きは似たような面がありますが、自然から生まれて全てが繋がっていると考える東洋医学では、働きや機能と言った全ての事象を含めて呼びます。 現代医学で解明されてきた自律神経は、既に昔から東洋医学で治療されてきました。効果があるからこそ支持されてきた伝統医療は現代に多くなってきた自律神経失調症によく効きます。

東洋医学の自律神経や臓器の捉え方

東洋医学には陰陽論や五行論などの考え方で人体のしくみを勉強します。西洋医学では解剖学や生理学などで人体のしくみを勉強します。
東洋医学と西洋医学は町中でみるのは、病院の考え方が西洋医学。鍼灸院や漢方などが東洋医学になります。
心臓や肝臓など西洋医学の表現と説明で理解されている方が多いと思います。
東洋医学にも心や肝などの五臓六腑がありますが、西洋医学で言う心臓や肝臓とは違います。

臓腑の違い

西洋医学の肝臓

基本的な働きは三つあります。
食べ物からエネルギーの元を貯蔵する役割。
解毒作用として老廃物やアルコールなどの有害物質を無毒化する役割。
胆汁を作って分泌する役割。

東洋医学の肝

主に二つあります。気の動きを調整する事と、血を貯蔵する役割です。
また気の調整には感情も調節しているため、上手く気が回らないと抑うつや落ち込みが強くなる傾向で、逆にまわりすぎるとイライラしやすくなります。

西洋医学の心臓

全身に血液を送り出すポンプの役割があります。老廃物や二酸化炭素など排出された物は腎臓や肝臓で処理できるのもポンプの役割があるからです。

東洋医学の心

陽中の陽のため活動的な臓器になります。役割としては、血(けつ)を全身に送り出します。そのため心が弱まると死に繋がります。
また、神志をつかさどるといって意識や精神に関係します。意思決定や思考は心の働きだと考えられています。

西洋医学の脾臓

人体で最大のリンパ器官になります。リンパは免疫機能の働きがあります。
また老化した赤血球を破壊したり、血小板を貯える臓器です。

東洋医学の脾

消化、吸収の役割で食物から栄養を作り出し全身に送り出します。胃や小腸の消化を決めるのも、余った水分を肺や腎に送るのも脾が制御しています。
栄養分を上に上げる役割や臓器が下がらないようにする昇清も脾の働きによるものです。
また統血といって血が外にでないように働きます。

西洋医学の肺

呼吸によって活動のエネルギー源である酸素を取り入れます。
体内で排出された二酸化炭素を酸素と入れ替えるガス交換の役割もあります。

東洋医学の肺

外から清らかな気を取り込み体内の汚れた気を外に出す役割があります。
宣発と粛降といって全身に拡散する機能で汚れた気を上へ、栄養分を全身に行き渡せています。
また宣発の働きで衛気という身体を守る気がすみずみにわたるように働いてくれています。

西洋医学の腎臓

血液から老廃物を濾過して尿を作ります。体内の水分量を決めることと、血圧の調整をしています。
赤血球を増やすものやカルシウムの吸収を助けるホルモンを作ります。

東洋医学の腎

陰中の陰の臓器で、精を貯蔵します。精はとても大事な要素で、成長や性機機能に関係します。
腎は、水分の代謝を調節します。不要な水を膀胱へ送り、排泄させます。
また肺から取り入れた気を納める納気という機能もあります。

東洋医学は面白いです

西洋医学と東洋医学の五臓六腑は違う物ですが、似ている面もあります。西洋医学のように名前だけではなく、役割や働きを含めた現象で読んでいます。

自然から生まれた医学で全てが繋がっているという考えの東洋医学では、名前だけで分けるのではなく、役割や働きを含めます。
そのためどれかが、弱くなると関係する臓器も影響してきます。

東洋医学で、病を判断する時は、このような関係性から解明していきます。症状によって弱っている臓器を推測する事が出来ますし、季節や天候など外の原因も含めて考えると悪くなっている場所が分かります。

東洋医学は、読むと意外に面白いです。今ではネットや本屋さんでも分かりやすく東洋医学を解説してあります。
読んで理解されると意外に通じるものがあって実際の生活に役立てると思いますので、お勧めします。


予約スタッフ画像

はじめての方も安心の返金保証制度をご用意しております。
たった一度のご来院でも、我々の専門知識と確かな技術でお客様のお悩みの症状に対する概念を、きっと変えられると思ってます。
是非一度お気軽にご相談ください。

03-6427-7290 予約確認