突然片耳が聞こえなくなった!
これは自分で発症したタイミングが分かるほど突然起こります。
朝目覚めた時、家でくつろいでいたとき、仕事の最中など発症日時がはっきりと分かります。
耳閉塞感として感じる場合もあるため注意が必要です。
耳鳴りやめまいを伴うこともあります。
2001年の調査では年間で3,5000人いるとされています。
突発性難聴はストレスが大きく関わっていると考えられるため今のストレス社会が大きな背景だと推測されます。
二つの原因説
原因は未だ不明と治す事が難しいとされる疾患です。ポイントとして2週間以内がとても重要です。この2週間が過ぎると治癒率が下がるため、2週間以内になるべく多くの治療機会を得られるのが望ましいです。
原因不明でも二つの説が有力だとされています。
内耳の循環障害
聴覚機能は内耳の状態が大きく関係します。この内耳の循環に異常が起こったため難聴になったと考えられる説です。
血流循環異常はストレスが大きな原因です。身体的ストレスや精神的ストレスによって交感神経優位が続くと細部の血流が悪くなります。
栄養ある血液が行き届きにくくなれば機能が弱まるため突発性難聴にストレスは大きく関係していると考えられています。
ウイルス性内耳炎
発症する前に風邪を引いていたという例が多く、ウイルス感染によって難聴が引き起こされたと考えもありまs。
突発性難聴の症状と似ている疾患としてムンプスウイルスやヘルペスウイルスがあります。
突発性難聴を治すには早期の治療が重要
血管拡張剤やステロイドなどの薬物療法が中心になります。
病院でのステロイド治療
副腎皮質ステロイドの投与治療が行なわれると思います。内耳の血流を良くするためにプロスタグランジン製剤なども処方されます。
しかし、原因も不明なことからなぜステロイドが効果あるのかは機序が不明です。
鍼灸治療
鍼灸では耳周囲の血流改善を目的に治療します。
渋谷α鍼灸整骨院では、なるべく早くから多くの治療機会を得られる事が望ましいと考えてます。
病院との違いには首や肩からも影響すると考えて治療範囲が大きいです。
さらに耳という部分だけではなく全体の流れを良くすれば患部にも血流が届きやすくなると考えるため自律神経も重要視しています。
東洋医学の考え方
腎という五臓六腑が耳と深い関係にあります。
腎と聞くと西洋医学の腎臓?って思われるかもしれませんが、東洋医学の腎とは違った役割になります。
腎のエネルギーが聴覚の機能に関係するため、腎が弱まると聴力が低下します。
「腎は耳に開竅する」と言われるほど関係が深いと考えられています。
簡単に言うと腎の状態を良くすることが耳の機能を回復させることができるということです。
患部に特化した治療と自律神経療法
渋谷α鍼灸整骨院でも内耳の血液循環を改善する!ということに重点を置いています。
患部という細部に血流を回すためにも全身の血流を良くする必要があります。
全身の血流は自律神経を整えなければなりません。
交感神経優位の状態では血管が収縮して、いつまでも患部の血流状態が悪いです。改善させるためにも副交感神経を上げる治療も優先して行ないます。
次に、全体の流れを良くした上で患部の治療です。
患部の内耳に響くよう特殊な鍼治療で電気を通電させて生体反応を引き起こします。
反応がとても良い方では終わった瞬間から違いを感じて頂いた経験もあります。
ストレス環境の改善
血流は交感神経が関係します。
渋谷α鍼灸整骨院では、ストレスを受け続ける生活環境を変えることが大切だと考えてます。
治療を受けても交感神経が高いままでは患部に血流が行き届きにくいからです。
患部の状態だけではなく身体全体を良くするには普段からストレスを受けない生活習慣が大切です。
ストレス環境にあってどうしても避けられない方は、極力ストレス源に関わらないようにしましょう。それだけでも違いが出てきます。