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知っておきたい、腱鞘炎になりやすい人が経験している4つのエピソードとは?①

同じように手や指に負担がかかっていても、腱鞘炎になる人とならない人がいます。その差はいったい何か? 実は腱鞘炎になりやすい人には、4つのエピソードのいずれかを経験しているはずです。そのエピソードとは?

一般的に言われている腱鞘炎になりやすい人とは?

これまでのコラムでは、腱鞘炎の現状や、真の原因である筋膜について、そして筋膜調整の方法などについてお伝えしてきました。

腱鞘炎や筋膜についての知識が、少しでも皆さんに広まっていって頂けたら幸いです。


さて今回のコラムでは、そんな腱鞘炎になりやすい人、再発しやすい人の特徴などについてお伝えしていきたいと思います。

ですがその前に、しつこいようですが一般的に言われている腱鞘炎になりやすい方について説明します。

一般的に腱鞘炎は更年期の女性や妊娠出産期の女性に多く起こりやすいとされています。

これはホルモンバランスの変化によって腱鞘が収縮しその中が狭くなる事、そして腱の柔軟性が低下する事などにより、腱と腱鞘の摩擦が増えるため、そのような状態で使い過ぎる事で炎症が起こる、とされています。

その他には女性によく見られるケースとしては、筋力が強くない方が日常的に赤ちゃんを抱っこしたり、重いフライパンを持ったりする機会が多いために、前腕から手首や指にかけてに負荷がかかり、炎症を起こしてしまうとも言われています。

また最近ではスマホやPC操作により指を使う事が多いという理由で痛める方も増えてきているようです。


この辺りの事が一般的に言われている腱鞘炎になりやすい方の特徴です。


これらは全て使いすぎによるものですね。
確かに親指や手首に日常的に負荷がかからない人に比べたら、負荷がかかっている人の方がなりやすいという事はあります。

ですが、それでも腱鞘炎になる人もいればならない人もいます。

その違いは何でしょうか?


それはこれまでのコラムでもずっとお伝えしてきたように、筋膜の歪みがあるかどうかです。

(その筋膜の歪みについてはこれまでのコラムもぜひご覧ください。)


今回のコラムでは、腱鞘炎の真の原因である筋膜の歪みが起こりやすい人について、その特徴をお話ししたいと思います。

腱鞘炎の原因である筋膜の歪みが起こりやすい人とは?

筋膜の歪みは、主に次の4つのエピソードによって引き起こされます。それは、

①不動
②過用
③損傷
④内臓不調
になります。

ですので過去にこれらに当てはまるエピソードがあった人は、特に腱鞘炎を引き起こしやすいので、要注意です。
(たとえ今まで腱鞘炎になった事がなくても、少し負荷がかかるだけで痛みが出てきてしまう可能性があります。)

では一つずつ説明していきたいと思います。

①不動

不動というのは、例えば以下のような要因で身体を動かす事が出来ないと、筋膜を伸ばす機会がなくなるため、筋膜の柔軟性が失われてしまいます。

(専門的には筋膜の高密度化、基質のゲル化が起こります。詳しくはコラム「筋膜の歪みによって起こる腱鞘炎、でも筋膜の歪みって何?知識の有無で症状改善にも差が出ます①,②」もぜひご覧下さい。)


筋膜の不動が起こる原因には、大きなエピソードとして「固定」と「不良姿勢」があります。

固定というのは、ギプスやサポーターなどで関節や筋肉を動かさないようにしていた事があったかどうか、という事を指します。

そしてそれは腱鞘炎が起こる部位の近くの指や手首とは限らず、肘から肩、首や胸周りなどの固定時期が過去にあったりすると、もしかしたら既に筋膜の歪みが起こっている可能性があります。


不良姿勢はそのままではありますが、仕事や日常生活において長時間同じ姿勢(特に悪影響を及ぼす不良な姿勢)が続くと、身体を動かす時間が少なく、やはり筋膜を伸ばす機会が減るため、筋膜の歪みが起こってしまう可能性があります。


以上のように「固定」と「不良姿勢」が過去にあったような方は、筋膜の「不動」によって歪みが生じている可能性があり、腱鞘炎を引き起こしやすい状態と言えます。
特にその期間が長ければ長いほど、筋膜の歪みは生じやすいです。

ですのでこのようなエピソードがある方は腱鞘炎が発症する前に、ぜひ一度筋膜調整を受けられた方がいいかと思います。


さて今回は腱鞘炎になりやすい人はどんな人かという事を、真の原因である筋膜の歪みの観点からお伝えしてきました。
次回は引き続き、筋膜の「過用」「損傷」、そして「内臓不調」についてお伝えしていきますので、ぜひそちらもご覧下さい。