知っておきたい、腱鞘炎を再発させない3つの方法とは?②/渋谷駅徒歩1分の好立地

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知っておきたい、腱鞘炎を再発させない3つの方法とは?②

腱鞘炎の原因である筋膜の調整を行うと、短い期間で痛みが無くなり再発もほとんどありません。 しかしそれでも日常や仕事での身体への負荷(不良姿勢、過用、栄養不足、内臓不調など)が長期間かかると、再び筋膜の歪みが形成され、いずれ腱鞘炎が再発する可能性があります。 今回は栄養補給、特にビタミンB群についてお伝えしていきます。

腱鞘炎の再発予防に必要なセルフケア方法とは?

せっかく腱鞘炎を治したとしても、その後色々な負荷を身体にかけ続ければ、いずれまた筋膜の歪みが形成され、腱鞘炎が再発してしまう可能性があります。

そのため腱鞘炎を再発させないためにもセルフケアが重要となります。

主なセルフケアは3つあります。

それは
①ストレッチ・セルフマッサージ
②栄養補給
③内臓不調の改善
です。

前回のコラムでは①ストレッチ・セルフマッサージについてお伝えしました。

今回は栄養補給の重要性についてお伝えしていきたいと思います。

栄養補給について

筋膜の歪みと栄養は一見関係ないように思えますが、とても重要です。
なぜなら筋膜の代謝、エネルギーの生成、筋肉の収縮など全ての反応に栄養素が必要だからです。

ですので、普段から栄養素が不足していると、エネルギー不足や代謝異常が起こり、筋膜の歪みの形成に影響してきてしまいます。

栄養補給の中でも特に重要になってくるものがビタミンB群、ビタミンE、鉄、マグネシウム、ビタミンCとタンパク質になります。

①ビタミンB群

まずはビタミンB群について説明していきます。

ビタミンB群は乳酸の産生抑制に関わってきます。

筋膜の歪みが出来る原因の一つに、乳酸の蓄積があります。
乳酸は酸であるため、蓄積すると筋膜も酸性に傾きます。

筋膜を構成する3層のコラーゲンやエラスチンと言った線維層の間にはヒアルロン酸の層が存在し、そのおかげで筋膜は滑らかに動く事が出来ます。

しかしヒアルロン酸は酸性の状況では粘り気が増加し、そうすると筋膜の滑りが悪くなってしまいます。
これが筋膜の歪みです。


特にスポーツや日常生活で同じ動きを繰り返していると、乳酸が蓄積する可能性があります。

そもそも乳酸というのは、筋肉の収縮に必要なエネルギーを産生する過程で発生してきます。
特に瞬発系の動き(魚で言う白身の筋肉、人では白筋という種類の筋肉の活動)を行う時、そのエネルギーを産生するのに嫌気性解糖という方法を取ります。
このエネルギーの産生過程で、副産物として乳酸が出てきます。

ですので、この乳酸をしっかり代謝しないと蓄積してしまい、筋膜の歪みが出来てしまいます。

乳酸を代謝するのにビタミンB群(特にB1、B2、ナイアシン)が必要となってきます。
特に日本人はお米をよく食べる関係で、その代謝にビタミンB1を浪費してしまいがちです。
つまり多くの方が慢性的なB1不足になっています。

同様にアルコールをよく飲む方もB1不足になりやすいです。

ビタミンB群の働きは、クエン酸回路というエネルギー産生工場に乳酸を送り込む作用があります。
ですのでビタミンB群の不足は、乳酸を次の代謝経路へ送る事ができず、乳酸の蓄積につながります。

また仮に少しクエン酸回路に乳酸を送れたとしても、そのクエン酸回路内でもビタミンB群が必要になり、そこで不足があると、やはり代謝が進まず乳酸に戻ってしまいます。

ちなみにビタミンB群だけでなく、これからお話していく栄養素は、どれも食事から必要量を摂取するのは難しいです(必要量が多い事、品種改良や土壌の栄養不足により食材に含まれる栄養素が少ない事、調理によって失われてしまう事などがその理由です)。

ですので適切なサプリメントから摂取するのが良いと思います。

ビタミンB群はB1、B2などを単独で摂っても効果がありません。お互いに作用を助け合っているからです。
サプリメントでは、ビタミンBコンプレックスと言った、B群が全て含まれているものがよいです。

ちなみに国が定めている1日の必要量は重篤な病気にならないために必要な最低限の量であり、全くもって足りません。

ビタミンB群であればそれぞれ1日100mgくらいは必要です(特にB1、B2、ナイアシン)。

参考までに私は、「Now Foods社 B-50」というアメリカのサプリメントを、1日2錠摂取しています。


少し長くなってしまったので、今回はビタミンB群の必要性の説明で終わりたいと思います。
次回は続きのビタミンEからお伝えしていきます。