睡眠は人生の3分の1を占めるといわれています。
皆さんは質の良い睡眠をとれていますか?
なんと日本人の6割以上は自身の睡眠に不満を感じています。
また5人に1人が何らかの不眠があるといわれています。
不眠症のタイプ
1 ”寝つきが悪い” 入眠障害
2 ”何度も目が覚める” 中途覚醒
3 ”朝の目覚めが早い・睡眠時間がとれない” 早朝覚醒
4 ”ぐっすり眠れない” 熟眠障害
不眠症の原因
1 ストレスによる心理的要因
2 アトピー、じんましんなど身体的要因
3 ステロイド剤などの薬の副作用的要因
また不眠の症状は
自律神経が乱れていることで起きやすいです。
自律神経とは日中活動する交感神経と寝ているときなどリラックスしているときに
活動する副交感神経があります。
この2つの神経のバランスが崩れている状態が自律神経が乱れている状態です。
上記のような要因があると体が常に緊張状態になるため交感神経が優位になりやすいです。
交感神経が優位の状態が長ければ長いほど頭皮、首、肩周辺の筋肉が凝っていきます。
すると本来、睡眠時に血流が巡ることよって酸素や栄養を送ることできますが
頭皮が硬直していることによってうまく送ることができず結果として
不眠に繋がってしまいます。
不眠症にはヘッドスパ鍼!?
不眠症にはヘッドスパ鍼=頭皮への鍼アプローチが効果的です。
鍼治療は自律神経を整える効果があるため睡眠の質を高める効果があります。
頭皮に直接アプローチすることによって脳が緊張状態からリラックス状態へ移ります。
自律神経に働きかけうまくスイッチを切り替えることによって
施術中から心地よく眠られる方がほとんどです。
またマッサージでは届かない深層の筋肉を緩めることによって
血流が良くなり頭皮~首、肩まわりがスッキリします!
ヘッドスパ鍼で脳内ホルモンの分泌を促す!?
脳内ホルモンとは脳内に分泌されるホルモンや神経伝達物質のことです。
頭皮への刺激は脳内ホルモン”メラトニン” ”セロトニン” などの分泌を促します。
【メラトニン】
別名”睡眠ホルモン”ともいわれ、体内時計に働きかけ、覚醒と睡眠を切り替えて
自然な睡眠を誘う作用があります。
また抗酸化作用によって新陳代謝を促したり、疲れを取ってくれるため病気の予防や老化防止にも効果的です。
メラトニンは夜間に多く分泌されますが、強い光を浴びると体内時計が崩れてメラトニンの分泌が抑制されます。
そのため、夜間のスマホやテレビ、パソコン作業などはできるだけ避けましょう。
【セロトニン】
ストレスに負けない幸せホルモンといわれ、実際には脳内の神経伝達物質です。
頭をスッキリさせてくれたり、自律神経を整える作用があります。
また睡眠ホルモンであるメラトニンの原料でもあり、夜間にメラトニンが多く分泌されるのに対してセロトニンは日中に日光を浴びることによって分泌されます。
セロトニンがしっかり分泌されていると一日元気に過ごせて体も心も安定した状態になるのです。
セロトニンの分泌には昼夜逆転の生活は避け、毎日5分〜10分程度日光を浴びるといいでしょう。
セロトニンとメラトニンは相互的に関係してきます。
このように睡眠の質を上げるためには
頭皮へのアプローチが非常に大事で、なおかつ鍼を使った施術をすることによって
相乗効果が期待できます。
単なるリラクゼーションとは異なり、一人一人に合った施術を行いますので
睡眠の質を上げたい、マッサージでは物足りない方に
ぜひ一度当院の新感覚”ヘッドスパ鍼”を受けていただけたらと思います。