最近「ととのう」という言葉をよく耳にします。
サウナと水風呂に交互に入ることで脳がトランス状態となり、高揚感やリラックス効果が得られる状態のことを「ととのう」と言うそうです。
この「ととのう」という状態は脳内に「セロトニン」や「オキシトシン」「β-エンドルフィン」といった物質が放出されるために起こる現象と言われています。
これらの物質は「脳内麻薬」とも呼ばれ、高い鎮痛効果や幸福感が得られるとされています。この脳内麻薬の効果を求めサウナに通う方が増えているそうです。
しかし実はこれ、鍼灸も脳内で同じことが起こります。
鍼灸を受けたあとにも「スッキリした」「リラックスできた」「やる気が出てきた」と感じる方が多くいます。
この時も脳内麻薬物質が放出され身体に良い様々な効果をもたらします。
科学的な実験でも鍼灸による脳内麻薬物質の増加は証明されており、WHO(世界保健機構)
もその効果を認めています。
またアメリカでは軍において過酷な環境により肉体的にも精神的にも追い詰められ、身体の痛みで動けない、パニックやうつ状態になった兵士に鍼灸治療を施し回復させる試みも行われており、実際に心身の健康を取り戻し軍に復帰できる兵士が多くいるという報告があります。
鍼灸の効果は医療の分野のみならずスポーツ界などにも盛んに取り入れられています。
自律神経を整える
「ととのう」というとサウナ用語ですが、鍼灸には自律神経を整える作用もあります。
サウナでは温熱刺激の「熱い」と「冷たい」を交互に繰り返し自律神経に働きかける作用があります。
鍼灸ではサウナと同じようにお灸による熱刺激と鍼特有の刺激によって自律神経に働きかけます。
「鍼って痛いの?」と思う方もいるかと思いますが、鍼による侵害刺激はゲートコントロールによってチクッとした痛みが出ないようにできています。
また鍼灸による刺激量は老若男女に合わせて無段階で変えることが可能です。
痛みが出ないように相手に合わせて刺激量が変えられるというのが今の日本の鍼灸の強みです。それらの作用を利用して自律神経が整う様に施術を行っていきます。
ヘッドスパ鍼で「ととのう」
高ストレスや情報過多によって過負荷になった頭に集中的に鍼を打つことによって、身体がリラックスし力が抜け「ととのう」と同じような状態になります。
・頭や身体の疲れが抜けない
・質の良い睡眠でスッキリしたい
・過緊張状態から解放されたい
・常に眼精疲労で辛い
・サウナが苦手だけど「ととのう」を経験したい
そういった方は是非当院のヘッドスパ鍼をお試しください。