【見落とされがちなパニック障害の原因とは?】/渋谷駅徒歩1分の好立地

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【見落とされがちなパニック障害の原因とは?】

パニック障害の原因は、自律神経の失調やホルモンのアンバランスと言われています。しかし実は最も重要な原因は他にあります。それは筋膜の異常なんです。

【見落とされがちなパニック障害の原因とは?】

前回に引き続きパニック障害について書きます。
パニック障害は、自律神経の失調やホルモンバランスの乱れによって起こる、脳内の情報交換に必要な神経伝達物質(ノルアドレナリンやセロトニン)の過不足が原因である事は、先にもお話した通りです。

しかしもう1つ重要な原因があります。それが「筋膜」なんです。
筋膜は内臓を含め全身を覆っている事はお話しした通りです。そして様々な原因によって硬くなった筋膜は、内臓の機能不全を引き起こします。
例えば
・動悸→心臓の筋膜異常
・胸の痛み→心臓や胸郭、背中の筋膜異常
・息苦しさ→胸郭、背中の筋膜異常
・喉の詰まり→喉周り、首の筋膜異常
・めまい→三半規管、耳周り、首の筋膜異常
によって、それぞれ症状を引き起こします。
そして筋膜異常の治療をしていくと、パニック障害が起こる場面においても、これらの症状が出なくなったり、軽減していきます。
またそういった場面で症状が出現する事がなくなると、予期不安と言う強い不安症状も軽減していきます。


【筋膜から見たパニック障害の治療方法】

このように原因である筋膜異常を治療する事は、パニック障害の改善においてとても重要な事です。

まず必要になるのが、既にお話したそれぞれのパニック症状と関連する筋膜の異常部位を治療する事です。
異常のある筋膜は、硬くて押すと痛く、滑らかさがありません。
この硬くなった筋膜を鍼灸や徒手を用いて緩めていく必要があります。
内臓の筋膜は直接治療する事は出来ませんが、筋肉の筋膜と連結しているため、関連のある筋肉の筋膜にも異常を来しています。ですのでそういった筋肉の筋膜を緩めていきます。

また筋膜は一定の法則に従って連結してる事はお話した通りです。
ですので次に必要な治療は、その連結した筋膜のうち、異常を来している硬い筋膜を緩める事です。特に手足や頭顔面部、背面に多く見られます。


このようにパニック障害は自律神経やホルモンバランスの乱れ以外にも、「筋膜異常」という重要な原因があります。
ですので、パニック障害の治療において筋膜の治療は欠かせないものと思い、今回は「筋膜から見たパニック障害」についてお話しさせて頂きました。

自律神経の関係

自律神経は交感神経と副交感神経の二つから成り立っていて、人の恒常性を保つ働きをしてくれています。自分の意識とは無関係に身体を動かしてくれる神経です。
熱ければ汗を出し、寒ければ鳥肌が立つように外部のストレスから内部環境を整えてくれる役割があります。
ストレスは生きていく上で必要な刺激ですが、過度なストレスは自律神経が乱れる原因となります。
過度なストレスや悪い生活習慣に自律神経が正常なバランスでは対応できなくなると、対応できるように悪いバランスを正常だと認識してくるようになります。
この状態では交感神経や副交感神経のどちらかに偏った状態なため、身体全体に不定愁訴が現れるようになります。
ストレスが多くかかると交感神経優位の状態になります。交感神経優位では脈拍の増加、動悸、息苦しさといった症状が出てきます。
不安神経症を改善させるには交感神経優位の状態を正常な位置に戻すことが重要になります。
副交感神経を高めることに向いている鍼灸治療は不安神経症と相性が良い治療方法です。
心地良い刺激で1時間のリラックスできる空間は、副交感神経がよく働きやすくなります。
終わる頃には身体が温かくなって効果を実感して頂けると思います。
不安神経症でお悩みの方は一度渋谷α鍼灸整骨院へお越し下さい。

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