寝つきが悪くても、実はよく眠っている?
寝つきが悪い人は眠れない時間を長いと思い込みがち
眠りに着くまでの時間を、入眠潜時と呼びます。人はどのくらい眠れないと、眠れないと感じるのでしょうか。
若ければ1〜2分でストンと眠りに落ちる人もいますが、年齢が上がるにつれてもう少し時間がかかるようになります。5分〜15分程度が自然な入眠潜時と言われています。
明かりを消して10分以上眠れないと「寝つきが悪い」と感じ始め、30分も続くと「眠れない」と苛立ち始めます。眠れない時に眠れないと意識しすぎると、それがかえってストレスになり、ますます眠れなくなってしまいます。一番の対処法は、無理に眠ろうとしないことかもしれません。
また、眠れないと感じている時間は本人の体感と実際の長さにずれがあるといわます。とくに、寝つきが悪いと悩んでいる人は、入眠までの時間を実際より長くとらえがちです。
起きたい時間に起きられる?
時刻を意識して寝るとその時間に起きられる
みなさんは毎朝どんな方法で起きますか?
目覚まし時計、誰かに起こしてもらう、それぞれ自分なりの起き方があると思います。
なかには目覚まし時計などに頼らず、決めた時間に自然に起きられる人もいるでしょう。
このような目覚め方を自己覚醒と言います。気持ちよく起きられる上に、日中の覚醒度もパフォーマンスも高くなります。
翌日の起床時刻を意識して眠ると、覚醒に欠かせないコルチゾールの分泌が起床時刻の1時間ほど前から少しずつ上昇するとの研究報告があります。
コルチゾールは明け方に向かって少しずつ分泌が増え、目覚めてすぐに活動ができるように体の調子を整えてくれるホルモンです。その分泌は体内時計により調整されています。
体内時計は睡眠中も時間の経過を把握しています。つまり、自己覚醒は本来備わっている自然の力ともいえます。
寝つき、起床をスムーズに行うために必要なことは?
脳をしっかり休ませ、体をメンテナンスすること! 睡眠は健康に生きるために欠かせないものです
◾️脳をしっかり休ませる
◾️自律神経やホルモンバランスを整える
◾️免疫力を上げる
◾️脳の老廃物を除去する
上記は睡眠の大きな役割です。
鍼灸治療も睡眠と同じような効果をもたらします。
当院のヘッドスパ鍼は、頭に鍼をしパルス通電を行います。脳をしっかり休ませる効果があるため、より睡眠時の脳の休息につながります。
睡眠の質を向上させるために鍼灸治療やヘッドスパ鍼、お仕事の合間に脳を一時的に休ませるためにも当院のヘッドスパ鍼はおすすめです。