自律神経を大切に考えましょう
生活習慣やストレスから自律神経が乱れて様々な疾患に関係してきます。
血流の流れにも関係します。耳や鼻、目といった器官は精密に作られているため小さな血管がたくさんあります。
栄養ある血液が自律神経の乱れによって器官内に流れにくくなると機能が低下します。
視力が落ちたり、耳が聞こえにくくなったり、臭いがしにくくなったりと機能の低下は生活に支障が出てきます。
働き世代の方では仕事に支障が出てくると改善しようと医療機関を探され始めることが多いのですが、実際にはかかってしまった状態から戻して行くには時間がかかる場合が多いです。
日頃の生活習慣やストレス環境によって徐々に乱れて行くため気づいたときには重い状態になっています。
そうならないためにも日頃から体調管理やストレス解消をするように生活を変えていくことが良いです。
良い生活習慣
朝日を浴びて身体をゆっくり覚ましましょう。起床時にコップ一杯の水を飲むと内臓を優しく起こしてあげれます。寝汗で水分が抜けていますので、朝に水分補給をすることは重要です。
太陽を目で見て、身体に浴びると体内時計がリセットされます。
人間にとって太陽の光はとても重要です。北欧や雨期が長い国では日射量が少なく、うつや自殺率が高くなると言う研究結果があります。
太陽の光は人間に大きな影響を持っていますので、朝日を浴びて一日をスタートしましょう。
コップ一杯の水で午前から徐々に消化器を刺激すると、副交感神経が働きやすく、日中の自律神経のバランスが良くなります。
なるべく交感神経を活動させないようにしましょう
夜は休息の時間です。神経を働かせるようなことは控えましょう。
寝る直前までPCやスマホで仕事をすると目から脳の興奮に伝わり質の良い睡眠にはなりません。翌日の身体の重さに関係してきます。
寝る時に身体は修復されます。内臓系がよく動きすぎるとホルモンの出に関係すると言われています。
食事の消化は3~4時間かかりますので、就寝の3時間前には終わらせておくのがいいです。
アルコールは神経が活発になります。解毒にも内臓が働きますので、飲んで寝るという習慣は変えた方が身体のためになります。
お風呂後のストレッチ
身体が温まった状態で行なうと効果が高くなります。筋肉の緊張が和らぐと副交感神経が上がって質の良い睡眠になりやすいです。
仕事の疲れを癒やすにも毎晩の軽いストレッチはお勧めです。
特にデスクワークや立ち仕事など自分の身体に合ったストレッチは効果が高くなるので、疲れた所をポイント的にやるのもいいです。
有酸素運動
人間は動くために作られています。ある程度の運動が身体には必要になっているので、1週間に3~4回ほどのウォーキングをしましょう。
息切れして汗をかいて適度に筋肉を動かすと全身の循環が良くなります。
脳だけではなく身体もある程度疲れた方が入眠しやすくなります。
初めは辛い習慣ですが、慣れれば身体に健康な習慣になりますので、お勧めします。
ストレスコントロール
ストレスが身体に悪いことは大体の方がご存じだと思います。
ストレスをコントロールすることも健康にとても重要です。
仕事や人間関係、働き過ぎとストレスは生体に対する外部からの影響です。外部ということはストレス源から避けてしまえばいいのです。
嫌な上司がいれば極力関わる仕事は減らしたり、自分が苦しい組織であれば違う組織に移るなどストレスは避けてしまうのが一番です。
自律神経は将来の健康
生活習慣の乱れは後々になって現れます。重い病気や取り返しがつかない状態になる前に意識を高く持って過ごすことが将来の自分の健康を守ります。
時間ができても、お金が裕福でも身体が病気だと人生を楽しめません。寿命に関わる病気にかかれば幸せにも関係します。
今わかっている事や出来る範囲から実行することをお勧めします。