自律神経測定器の導入
鍼灸治療は、患者さんの主訴の解決が主な効果判定でした。
なんとなく辛い、ここら辺が痛い、不調など言われた悩みがなくなった時に治療効果を判定します。
治療途中でも主訴が治る場合や治療終えても主訴が治らなかったという話はよくあります。機械によるフィードバックを得ることは共に理解しやすく患者さんにとって有益なデータになると思っています。
「治療前と治療後の変化」や「定期的に通う事の利点はなんだろう?」良く聞きます。
患者さんにっとて透明性がある治療院にしたいという想いもあり、自律神経測定器を治療院に導入しました。
健康は自律神経から
渋谷α鍼灸整骨院では元々身体を治すには自律神経が一番重要であると考えています。
それは自律神経が人の自然治癒力を最大限に高めることが出来るからです。
内臓や血管は自律神経支配です。自律神経が正常に働けば体内は良い循環になり、身体は健康になります。
何事も偏ることはバランスを崩してしまいます。自律神経も働きすぎや、過度なストレス、逆に何もやりたくない、動かないというのも乱れる原因です。
現代社会ではストレスや過労によって身体の健康を損なわれている方が多いです。
身体の健康は自律神経を指標にすると日々の生活を正していく事ができます。
個人差が大きく関係します
感受性が強くて人から些細な言葉で傷つく人や周囲から無視されても平然と居られる人など個人差というのは病気に大きく関係します。
几帳面で完璧主義だとストレスを感じやすく、うつ病になりやすいと言われています。
精神疾患は、この感受性などの性格面が大きく関係します。
自律神経もストレスを受け続けると乱れる原因となります。個人差を調べるにも自律神経状態を計測する事で安心感を得られることができます。
精神的ストレスや身体的ストレスも自律神経測定器によってわかるので、自分はこういう特徴を持っているんだと理解できれば、日頃の生活から受けるストレスの対応がきます。
鍼灸院や治療院の特徴
鍼灸院はマンツーマンで約1時間の治療を行ないます。身体を隅々まで詳しく診て治療します。脈や舌、むくみ、冷え、筋緊張など身体から得られる情報は治療に欠かせないです。
その日その日の体調を診て治療を行ないますので、毎回違う治療内容になります。病名ではなく身体を診て治療方針をたてるのも東洋医学の特徴です。
お話も重要で、その方の生活や最近の出来事などを聞かせて頂くとストレスや弱る部分が分かってきます。
東洋医学では治未病という言葉があります。病になる前に治すという意味や病気になっても重篤にはならないようにするという考え方です。
病気だから健康ではない、病気ではないから健康というものではなく、健康から病気までは繋がっているので、次第に病気になっていく段階を言っているものだと思います。
日々の体調管理を行なう事で病になりにくい体質にしていくことも生活の質の向上になります。