自律神経と冷え/渋谷駅徒歩1分の好立地

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自律神経と冷え

自律神経とは

自律神経とは末梢神経のひとつで、自分の意思とは無関係に自動的に働くことから自律神経と呼ばれています。
代謝や体温の調節、胃や腸の働きなど人間が生きる上で欠かせない働きをしています。

自律神経は起きている時、興奮している時に優位になる交感神経と、眠っている時、リラックスしている時に優位になる副交感神経から成り立ちます。どちらか一方の働きが活発になると思わぬ不具合が身体のあちこちで現れてくることがあります。

冷えとの関係

交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって自律神経が持つ内臓調節機能が鈍り、冷えの症状が起こることがあります。
機能が弱った内臓は少しでも負担を減らそうとするためにエネルギーの放出を最小限に抑えようとします。
まず、内臓に冷えが生じ、次に血液が流れるスピードも緩やかになります。
これが自律神経のバランスが崩れることによって起こる冷えのメカニズムです。

冷えを改善するポイント

熱を作る

熱を作る対策でポイントになるのは基礎代謝です。体を動かしていなくても人間の体温はほぼ一定です。体温を決定しているのが基礎代謝によるものが大きいといわれています。

ではこの熱はどこで作られているのか。
内臓の活動にあります。

基礎代謝の全てをコントロールすることはできませんが、自分の意志である程度コントロールできる内臓が消化器官です。

消化器官の活動は食事をするということによって引き起こされます。そのため消化器官の働きに関しては自ら気をつけることでコントロールがある程度できることになります。

食事をすることで消化器官が活動を始めて体温が上昇します。胃腸に加えて肝臓や膵臓といった消化に関する臓器が活発になるため大きなエネルギー消費が起こります。

消化器官は自律神経によって活動しますが、食事をとるというサインでコントールすることが可能になるのです。
1日3食しっかり摂ることはとても重要とされていますが、消化器官を1日3回動かすことで熱も作り出してくれます。
消化器官を活発にすることで冷え対策にもつながってくるのです。

熱を運ぶ

自律神経が熱を運ぶのに影響を与えるものとしてあげられるのが血管です。
交感神経が働いている時は血管が収縮し、副交感神経が働いている時は血管が拡張します。
上記のように自律神経は血管に作用しているのです。

ストレスの多い社会で自律神経のバランスが乱れ、常に交感神経が働いている状態になっている人が多いです。交感神経が常に優位になると、血管を収縮した状態が続くので血行不良をまねきます。

熱を運ぶために自律神経をコントロールする方法は副交感神経を働かせることになります。
一番効果的なのは質の良い睡眠です。睡眠時間を確保して副交感神経を働かせるようにバランスをとりましょう。

質の良い睡眠をとるために

眠る前に首の後ろにあるツボを押してみて下さい。耳の後ろの下に向かって尖っている骨、乳様突起の出っ張りからおよそ指一本分下にあるツボです。人差し指、中指、薬指の三本を使って全体的にさすってみましょう。
ラベンダーやカモミールなどの香りは質の良い睡眠を得るために効果的です。アロマオイルを数滴たらしたり、自分好みの香りを見つけて、心地よい香りに包まれながら眠ってみるのも良いでしょう。
入浴は、就寝1時間前までに済ましておくのが良いとされています。入浴によって温まった体温が徐々に下がることによって、自然な眠気を呼び起こします。

最後に

梅雨冷えという言葉があるように、梅雨時は急に気温が下がることもあり体が冷えやすい時期でもあります。気圧の変化によって自律神経のバランスが崩れやすくもなります。
梅雨の時期は温かいものを飲むなどして体を内側から温めるようにしましょう。

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