頭皮と毛髪の構造
髪が生える土壌である頭皮は美しい髪を保つためにとても重要です。髪が細くなってきた、ハリやツヤが以前と違うという方にまずは頭皮の構造について解説していきます。
頭皮もお肌と仕組みは一緒で、表皮、真皮、皮下組織から成り立ちます。
そして毛髪は表皮が真皮に向かって下方にのびてできたくぼみの中に生えています。皮膚の表面に出ている毛を「毛幹」表面に出ていない部分を「毛根」と2つに分けられています。毛根の根元は球状に膨らんでいて毛球といい、毛の栄養、発育をつかさどる血管や神経がきている大切な場所になります。
髪の成り立ち
髪が美しく見えるかどうかは、皮膚の外に出ている部位、「毛幹」の性質によって決まります。
皮膚の外に出た毛の部分は外の環境などで傷つけられると自分では修復できず、傷ついたまま生えている状態になります。
それに対して「毛根」は保護されているため、外から害を受けることはありません。そのため毛根部分をいかに健康に保つかが美しい髪を作るポイントとなります。
毛根にアプローチできるのが鍼!
頭に直接鍼を刺すことで頭皮の血流が改善し、皮脂や老廃物が排出され、頭皮が正常な状態に戻ります。鍼灸治療は毛根の毛細血管の数を増加させ、末梢血管の循環を促進します。毛球細胞の分裂活動を増進させることにより健康な毛根を保つ事ができるのです。
頭皮環境を整える当院の鍼治療
頭皮のケアを外から行っている方は多いと思います。シャンプーを変えてみたり、頭皮のケア商品を試してみたり。もちろん外からのケアも大切ではあります。
しかし頭への鍼は体の内側にアプローチ出来る、そこが最大の強みであります。内側の力を強くすることで頭皮を健康に保ち、ハリやツヤのある髪に導けるのです。