最近、体が「だるおも」な倦怠感のある方の為に/渋谷駅徒歩1分の好立地

お電話でのご予約
03-6427-7290

睡眠_1

最近、体が「だるおも」な倦怠感のある方の為に

調子が出ない、体が重い、朝起きずらい方に必要なコラムです。

慢性的な倦怠感

現代社会では、多くの人々が慢性的な倦怠感に悩まされています。この倦怠感は、単なる疲労感とは異なり、休んでもなかなか回復しない持続的な状態を指します。仕事や家庭生活、さらには社会的な活動に支障をきたすこともあり、生活の質を大きく損なう原因となります。

慢性的な倦怠感の原因

慢性的な倦怠感の原因は多岐にわたりますが、主な原因として以下のようなものが挙げられます。

1.過労
長時間労働や過度なストレスは、身体に蓄積された疲労を引き起こします。特に日本では「過労死」という言葉が存在するほど、労働環境に起因する慢性疲労が深刻な問題となっています。

2.睡眠不足
睡眠の質が悪かったり、十分な睡眠時間を確保できなかったりすることは、慢性的な倦怠感に直結します。現代社会では、スマートフォンやパソコンの使用によるブルーライトの影響で、睡眠障害に悩む人が増えています。

3.栄養不良
バランスの取れた食事を摂らないことで、身体に必要な栄養素が不足し、エネルギー不足に陥ります。特にビタミンやミネラル、タンパク質の不足が倦怠感の原因になることが多いです。

4.精神的ストレス
精神的な負担も慢性疲労の大きな原因です。仕事や人間関係のトラブル、経済的なプレッシャーなどが精神的ストレスを増幅させ、体調に悪影響を与えます。

5.病気や薬物の副作用
慢性疲労症候群や甲状腺機能低下症、貧血などの病気も倦怠感の原因となります。また、特定の薬物の副作用として倦怠感が引き起こされることもあります。

鍼灸治療とは

鍼灸は、2000年以上の歴史を持つ伝統的な中国医学に基づいた治療法です。身体にある特定の「経穴(けいけつ)」と呼ばれるツボに鍼(はり)を刺したり、お灸を据えることで、体内のエネルギー(気)の流れを調整し、自己治癒力を高めることを目指します。

鍼灸の基本的な考え方
東洋医学では、身体は「気・血・水」のバランスによって健康が保たれているとされています。これらのバランスが崩れると、身体にさまざまな不調が現れると考えられています。

気:エネルギーや生命力を指し、全身に循環しています。
血:血液のことだけでなく、栄養を全身に運ぶ役割を担っています。
水:体液やリンパのことを指し、代謝に関与します。
倦怠感は、特に「気」の不足や滞りが原因とされます。鍼灸治療によって、気の流れを整え、滞りを解消することで、身体の調子を整えることができるとされています。

鍼灸が慢性的な倦怠感に与える効果

鍼灸は、慢性的な倦怠感に対していくつかの方法で効果を発揮します。

1. エネルギーの流れを改善する
倦怠感は、体内のエネルギーである「気」が十分に流れていない、または不足している状態と考えられます。鍼灸治療では、身体のツボに鍼を刺すことで、気の流れを促進し、エネルギーの滞りを解消します。これにより、身体が活力を取り戻し、疲れにくくなる効果が期待できます。

2. 自律神経のバランスを整える
慢性的な倦怠感の原因として、自律神経の乱れも大きな要因となります。自律神経には、身体を興奮させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経がありますが、ストレスや過労によりこのバランスが崩れることがよくあります。鍼灸は自律神経の働きを整える効果があり、心身をリラックスさせることで疲労感を軽減します。

3. 血液循環を促進する
血行不良も倦怠感の一因です。特に肩こりや腰痛がある場合、血液やリンパ液の流れが滞り、疲れが溜まりやすくなります。鍼灸治療は、血行を改善し、筋肉の緊張を和らげることで、全身の疲れを解消します。これにより、身体がスムーズに酸素や栄養を取り入れ、老廃物を効率的に排出できるようになります。

4. 睡眠の質を向上させる
倦怠感に悩む多くの人が睡眠障害を抱えています。鍼灸は、リラックス効果や自律神経調整効果を通じて、深い眠りを促進します。深い睡眠を取ることで、体内の修復や回復が進み、翌日の疲れが残りにくくなります。

当院での鍼灸治療

鍼灸治療では、個々の体質や症状に応じたツボを選び、適切な治療を行います。慢性的な倦怠感の場合、特に以下のツボが効果的とされています。

曲池(きょくち): 肘にあるツボで余分な熱や水分を体外に発散させる効果があります。
足三里(あしさんり): 脚にあるツボで、消化機能を高め、全身の気力を補う効果があります。
百会(ひゃくえ): 頭のてっぺんにあるツボで、精神的な疲労やストレスの解消に効果があります。
また、鍼の刺激が苦手な方には、お灸や接触鍼(刺さない鍼)を使い無理なく治療を受けられる方法もあります。お灸は、温熱効果により血行を促進し、筋肉の緊張をほぐす効果があります。

まとめ

慢性的な倦怠感は、多くの人々にとって生活の質を低下させる深刻な問題です。しかし、鍼灸治療は、エネルギーの流れを整え、自律神経を調整し、血行を促進することで、この倦怠感の改善に大きな効果を発揮します。鍼灸は、身体全体のバランスを整えることで、慢性的な倦怠感からの回復をサポートします。

予約スタッフ画像

はじめての方も安心の返金保証制度をご用意しております。
たった一度のご来院でも、我々の専門知識と確かな技術でお客様のお悩みの症状に対する概念を、きっと変えられると思ってます。
是非一度お気軽にご相談ください。

03-6427-7290 予約確認