一日を効率良く生産的に活動できる事が重要です
不眠症で気をつけなければいけないことは年齢や体調・体質によって必要な睡眠時間が異なるということを理解することです。
大切な事は睡眠時間が短くても起きている時間が生産的に過ごせたかどうかです。
一般的には8時間程度の睡眠が良いとされていますが、必ず8時間寝なければいけないという事はなく、いくら長く寝ても睡眠の質が悪ければ意味が無い場合もあります。
また年齢によっても必要な睡眠時間は異なるとされていて、加齢に伴い睡眠時間は段々と少なくなっても良いというデータもあります。
年齢による睡眠問題
不眠症で治療に来られる高齢の方に問診をしてみると、日中の眠気は無く比較的健康に過ごせているのに早朝に目が覚めてしまうのだけが悩みというケースがあります。
これは若い頃の睡眠時間と比較的をして睡眠時間が短くなってしまったことに対して不眠症と勘違いしてしまい起こることです。
本来であれば現状の睡眠状況で正しい筈なのに、先入観により不眠症と思い込んでしまって悩んでいるのです。
そういった場合は先述した様に睡眠に対する知識をしっかりと身に付けることが早期解決に繋がります。
また逆に不眠症により日常生活に支障が出てしまう場合には少しでも早く治療を始めることが重要です。
不眠症になる原因は人によって様々です
ストレスや心配事などの心因的な要因によるもの、怪我や更年期障害などによる肉体的な要因によるもの、うつ病や不安神経症などの精神的疾患によるもの、アルコールやカフェインなどの化学物質によるもの、時差ボケや生活リズムの乱れなど生理学的な要因によるもの、騒音や枕などが合わない環境要因などです。
不眠症を起こす原因は1つとは限らずいくつかが合わさって起こる事もあります。
不眠症の種類
これらの不眠症も一過性のものであればさほど心配する必要はありませんが、長く続いてしまうのであればやはり治療が必要です。
不眠症の治療の為には症状を引き起こしている原因を突き止めなければなりません。本人にはっきりと原因に自覚があればわかりやすいのですが、そうでないことも多々あります。
自覚があまり無いケースでも問診や触診をすることで無意識のうちに感じていたストレスや疲労が判明することがあるので自覚が無いからといって安心はできません。
鍼灸治療で副交感神経を高めて睡眠問題を解決しましょう
鍼灸における不眠症の治療効果での最大の強みは自律神経に働きかけられるということです。
自律神経と睡眠にはとても深い繋がりがあるので自律神経を整える事は不眠症治療への近道とも言えます。
また鍼灸には筋肉の凝りをほぐす作用や免疫力を高める効果も認められているので肉体的な不調も改善していくことが可能です。
今まで蓄積したストレスや疲労度によって治療回数はことなります。しかし自律神経を整え体の状態も整えば不眠症の多くは改善していく傾向にあります。
またストレスや疲労度は目で見る事はできないですが、渋谷α鍼灸整骨院では自律神経測定器という機械を使って検査をするので目に見えて確認することができます。
自律神経測定器で今の体調をデータで見れます
測定器では自律神経のバランス、ストレス度合い、疲労度、血管年齢などが見るれます。睡眠に重要な交感神経と副交感神経のバランスがデータで見ることができます。身体的ストレスや精神的ストレスなど多角的に見れるため、何によって不眠になっているのかが分かります。
測定器のデータを元に治療方針を組み立て、渋谷α鍼灸整骨院独自の自律神治療を行うのでより効果的な治療を行えます。
東洋医学からのアプローチ
さらに陰陽五行論や切診といった東洋医学的な側面からも診て治療を行うので西洋医学では見つけられない様な原因にもアプローチをかける事が可能です。
検査結果や数値だけを見るのではなく、全体の調子や細かい症状も合わせて治療法を考えます。この全体から診てアプローチするのが、東洋医学と西洋医学の違いです。
どうしても鍼が苦手な方にはお灸や手技療法を使った方法もご提案しています。
不眠症でお悩みの方は是非ご相談ください。