自律神経が乱れる原因
1.睡眠
<睡眠不足>
体が十分に休息を取れないことで、疲労が蓄積し、午前中にだるさを感じることがあります。特に、6時間未満の睡眠が続くと、体内リズムが乱れ、朝起きたときに疲れを感じやすくなります。
<睡眠の質の低下>
睡眠中に何度も目が覚めたり、浅い眠りが続いたりすると、体が十分に回復しません。ストレスや不安、寝室の環境(温度、光、音)などが影響することがあります。
<睡眠時無呼吸症候群>
寝ている間に呼吸が止まる症状で、深い眠りが妨げられ、朝に疲れを感じる原因となります。
2.体内時計
<不規則な睡眠パターン>
夜遅くまで起きていたり、寝る時間や起きる時間が日によって大きく異なると、体内時計が乱れ、朝にスッキリ目覚めることが難しくなります。
<夜型生活>
夜型の生活リズムが続くと、体が朝の活動に慣れておらず、午前中にだるさを感じやすくなります。
<季節や光の影響>
特に冬のように朝の光が弱い時期は、体内時計がリセットされにくく、午前中に眠気やだるさを感じやすくなります。
3.ストレス、精神的
<うつ症状>
うつ状態にある場合、朝起きたときに特にだるさや疲労感が強く現れることがあります。また、やる気やエネルギーが出ないと感じることが一般的です。
<不安感>
精神的な不安があると、睡眠の質が低下し、朝に疲れが取れないことがあります。睡眠中に体がリラックスできず、午前中に疲れが残ることがあります
4.運動不足、体力低下
<血行不良>
運動不足によって血流が悪くなると、酸素や栄養素が体に十分に行き渡らず、午前中にだるさや疲労感が出やすくなります。
<体力低下>
体を動かさないことで筋力や体力が低下し、ちょっとした活動でも疲れを感じやすくなります。日中に運動する習慣を取り入れることで、体力を向上させ、午前中のだるさが改善されることがあります。
5.ホルモンバランス
<コルチゾール(ストレスホルモン)>
通常、コルチゾールは朝に多く分泌され、体が目覚めやすくなるのを助けます。しかし、ストレスや生活リズムの乱れによってコルチゾールの分泌がうまくいかないと、朝に体が十分に覚醒しないことがあります。
<女性のホルモンバランス>
生理前や更年期の女性は、ホルモンバランスの変化が午前中のだるさや疲労感に影響することがあります。
改善方法
<睡眠習慣の見直し>
・規則正しい睡眠時間を保ち、同じ時間に寝起きすることで体内リズムを整えます。
・寝る前にスマートフォンやパソコンなどの電子機器を使わないようにし、睡眠の質を高める工夫をしましょう。
<朝食をしっかり摂る>
・栄養バランスの良い朝食を摂ることで、体にエネルギーを供給し、午前中のだるさを軽減します。特に、タンパク質やビタミンB群、炭水化物を含む朝食が効果的です。
<日光を浴びる>
・朝起きたら、できるだけ早く日光を浴びて体内時計をリセットしましょう。これにより、コルチゾールの分泌が促され、体が目覚めやすくなります。
<適度な運動>
・朝や日中に軽い運動やストレッチを行い、血流を促進することで、午前中のだるさが軽減されることがあります。特に、ウォーキングやヨガはリフレッシュ効果が期待できます。
<ストレス管理>
・リラクゼーション法や趣味を通じてストレスを軽減することが大切です。深呼吸や瞑想、鍼灸なども自律神経を整える助けになります。
当院の施術
まずは、自律神経測定器を使い自律神経の状態を把握いたします。その後、問診により詳しくお話を聞かせていただき施術内容をしっかりと考えさせていただきます。
当院は基本的に全身を鍼灸で施術でおこなっております。症状が強い部位にもしっかりとアプローチをさせていただきます。基本的にはどの症状も一度での改善は難しいです。体の状態をしっかりと見ながらケアをこまめにする事が大切になります。
お困りの際は渋谷α鍼灸へ