寝つけない・夜中に何度も目が覚める…その不調、不眠症かもしれません
布団に入ってもなかなか眠れない
夜中に何度も目が覚める
朝早く目が覚め、その後眠れない
眠ったはずなのに疲れが取れない
不眠症は単なる寝不足ではなく、心身のバランスの乱れが背景にある状態です。
慢性化すると、集中力低下や気分の落ち込み、自律神経症状へと広がることもあります。
本コラムでは、不眠症の基礎知識から原因、東洋医学的な捉え方、鍼灸による専門的アプローチまで詳しく解説します。
不眠症とは?
不眠症とは、睡眠の質や量が十分に得られず、日中の生活に支障をきたす状態を指します。
主に以下のタイプに分かれます。
入眠困難(寝つきが悪い)
中途覚醒(夜中に目が覚める)
早朝覚醒(早く目が覚める)
熟眠障害(眠りが浅い)
原因は一つではなく、ストレス・生活習慣・ホルモンバランス・自律神経の乱れなど、複数の要因が関与します。
不眠症の主な原因
① ストレス・精神的緊張
仕事や人間関係のストレスにより、交感神経が優位な状態が続くと、身体がリラックスできず入眠が妨げられます。
② 生活リズムの乱れ
夜更かしや不規則な生活は、体内時計を乱し、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌に影響します。
③ 身体的緊張(首肩こり)
首や肩の筋緊張が強いと、脳が休まりにくく、眠りが浅くなります。
④ 自律神経の乱れ
日中の過度な緊張状態が続くと、夜になっても副交感神経へ切り替わりにくくなります。
東洋医学からみた不眠症の考え方
東洋医学では不眠を
「心」「肝」「腎」の失調として捉えます。
心:精神活動・睡眠を司る
肝:自律神経や情緒の調整
腎:生命力・ホルモンバランス
特にストレスが強い不眠では「肝気鬱結」、慢性化した不眠では「心血虚」「腎虚」などの状態が考えられます。
そのため、単に眠らせるのではなく、身体全体のバランスを整えることが重要とされます。
鍼灸による不眠症へのアプローチ
当院では不眠症に対し、自律神経調整を軸とした鍼灸施術を行います。
① 自律神経調整
百会、神門、内関などの経穴を用い、交感神経の過緊張を緩和。
副交感神経が働きやすい状態へ導きます。
② 首肩の筋緊張緩和
後頭下筋群や僧帽筋を緩めることで、脳への血流を促し、リラックス状態を作ります。
③ 呼吸の改善
横隔膜や胸郭の動きを整え、浅い呼吸から深い呼吸へ切り替えます。
④ 全身調整
体質や疲労度に合わせて、心・肝・腎のバランスを整えます。

不眠症の施術症例
症例①
患者背景・主訴
30代女性/仕事のストレス
入眠困難と中途覚醒。
当院での施術
自律神経調整+首肩施術。
治療経過
数回で寝つきが改善。
症例②
患者背景・主訴
40代男性/慢性疲労
熟眠感がない。
当院での施術
全身調整+呼吸改善。
治療経過
睡眠の質が向上し、日中の集中力改善。
症例③
患者背景・主訴
50代女性/更年期
早朝覚醒。
当院での施術
腎を補う施術+自律神経調整。
治療経過
睡眠時間が安定。
よくある質問(FAQ)
Q1.薬を飲んでいても施術は可能ですか?
A.はい。医師の指示に従いながら併用可能です。
Q2.どのくらいで効果が出ますか?
A.体質や症状の期間により異なります。
Q3.施術中に眠ってしまうことはありますか?
A.リラックスし、眠られる方も多くいらっしゃいます。
まとめ|不眠症は身体からの重要なサインです
不眠症は、自律神経や心身バランスの乱れを知らせるサインです。
放置すると慢性疲労や気分の不安定さへつながることもあります。
鍼灸では、眠りの質を整え、本来の回復力を引き出す施術を行います。
眠れない夜が続いている方は、ぜひ一度ご相談ください。
【執筆者 紹介】
渋谷α鍼灸院
院長:石井 拓弥

【グループ院 紹介】
東京α鍼灸院:中目黒駅
三茶はりきゅう院:三軒茶屋駅
吉祥寺αはりきゅう院:吉祥寺駅
高田馬場はりきゅう院:高田馬場駅

