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そのパニック症状、もしかしたら腸が原因で起こってるかも⁉︎(part2)

前回のコラムでは「腸」から起こるパニック障害についてお伝えしました。今回はその続きと、治療・養生法についてご紹介します。

栄養不足とパニック障害

前回のコラム【そのパニック症状、もしかしたら腸が原因で起こってるかも⁉︎(part1)】では、腸の重要な機能と異常について、そしてパニック障害との関連を少しだけお伝えしました。 今回はその続きで、パニック障害への影響と、具体的な治療・養生法についてお伝えします。 さてその前に確認ですが、「腸」の異常がパニックその影響は主に以下の3つありました。 ①セロトニン不足 ②栄養不足 ③腸の炎症 前回のコラムでは、①セロトニン不足についてご紹介しました。 今回は②の栄養不足との関連からお伝えしていきます。 以前お伝えしたコラム【パニック障害を克服するための第一歩は細胞マネジメントから⁉︎】に詳しくは書いてありますが、細胞の機能障害が起こると細胞でのエネルギー生産が落ちます。 特にそれが脳細胞で起こるとパニック症状など精神症状が現れてきます。 ですのでパニック症状を改善していくには、細胞を活性化させる事(細胞マネジメント)が必要になってきます。 そして細胞を活性化させるにはクエン酸回路をスムーズに回すことが重要ですが、その回路に必要なのがビタミンB群やマグネシウム、マンガンや鉄になります。 ここまでが以前のコラムでご紹介した内容です。 さて「細胞マネジメント」に必要なこれらの栄養素は、「腸」から吸収されます。 ですが、腸内環境が悪くなりカンジタ菌が繁殖すると、それらを抑えようと免疫機能が働き炎症が起こります。この炎症により腸管粘膜が傷つき、栄養素の吸収力が低下します。 いくら回復のために必要な栄養素を取っていても、吸収出来なければ排泄されてしまうだけになってしまいます。これでは取っても取っても栄養不足となってしまいます。 栄養素が不足すると細胞でのエネルギー生産が落ち、パニック症状などの精神症状が現れてしまいます。

腸の炎症とパニック障害

次に③腸の炎症とパニック障害との関連についてお伝えします。
腸内環境が悪くなりカンジタ菌が繁殖すると腸の免疫機能が働き、腸粘膜に炎症が起こる事はお伝えしました。

この炎症が起こると副腎という臓器から炎症を抑えるホルモンが分泌されます。
このホルモンは炎症が起き続けている限り分泌されます。
そしてホルモン分泌が続くと、段々と副腎にストレスが常にかかり過敏状態になってしまいます。
するとちょっとしたストレスでアドレナリンが分泌されてしまい、体内のアドレナリン濃度が高くなってしまいます。
アドレナリンの濃度が高くなると、脳の「不安」をつかさどる部分を刺激し、「不安」感情が強くなり、パニック症状が現れてきます。

パニック障害を克服する方法とは?

前回のコラムからここまでで、腸の機能や異常、パニック障害に与える影響についてお伝えしてきました。

ではここまでパニック障害に関わる「腸」ですが、どのようにケアしていけばいいでしょうか?

腸のケアには大きく2つの方法があります。
それは、
①鍼灸治療による自律神経調整
②食事による腸のケア

この2つが挙げられます。

①鍼灸治療による自律神経調整に関しては別記事でもご紹介していますが、体質や状態に合わせた適切なツボに対して鍼灸治療を行うと、自律神経の状態が整い、腸の機能低下や過剰な免疫機能を抑えられてきます。
自律神経調整と鍼灸治療の効果については、詳しくは別記事も見てみて下さい。


パニック障害を改善する食養生とは??

では②の食事による腸のケアについてお伝えしていきます。

具体的な食養生法はありますが、全てにおいて共通している事は、「腸の炎症を抑える」という事です。
腸の炎症を抑えられれば、腸粘膜は正常に働くので、アミノ酸が吸収されてセロトニンも作られますし、ビタミンやミネラルも吸収出来るので、エネルギー生産も正常に行われ、脳を始め全ての細胞が活性化されます。
また炎症を抑える副腎のホルモンも分泌が減るので、副腎の過敏さは落ち着き、アドレナリン分泌も正常になります。

では腸の炎症を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、腸の炎症を引き起こすカンジタ菌や悪玉菌の繁殖を抑える事、そして過剰な炎症反応を抑える事が必要になります。

ではそのための具体的な方法ですが、
①小麦・乳製品を控える
②精製された炭水化物を控える
③発酵食品を取る
④オメガ3系の油を取り、オメガ6系の油を控える

以上4つの食養生法が重要になります。


①小麦・乳製品を控える
小麦や乳製品にはグルテンやカゼインと言ったタンパク質が含まれています。これらはタンパク質と言ってもアレルギーとなりやすいタンパク質で、腸の炎症を悪化させてしまいます。
またこのタンパク質にはモルヒネに似た物質か含まれていて、多幸感を感じるため、「もっともっと欲しく」感じてしまいます。一種の中毒症状です。
その誤った欲求に従って食べ続けると、どんどん腸の炎症が悪化していき、栄養素が吸収出来ない上に、アレルギーも出て来ます。

②③④については、次回のコラム(part3)でお伝えしますので、是非そちらも見てみて下さい。

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