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自律神経失調症の原因はもしかして副腎疲労かも!?

病院にかかって薬を飲んでも、うつ症状や不安障害などの症状が改善せずにお困りではありませんか? もしかしたらその症状、心の問題ではやく、副腎疲労のせいかもしれません! 心と脳の不調に影響する副腎疲労とは!?

副腎とは?

今回のテーマである、心と脳の不調には副腎の状態が大きな影響を与えています。
例えば、うつ症状やパニック障害など精神疾患などの発病にも大きく関わってきます。

とはいえ、副腎と言う臓器はあまり聞き慣れないかもしれません。
ですのでまずは副腎についてお話して行きたいと思います。

副腎の機能とは?

副腎は腎臓の上にある、クルミくらいの大きさの小さな臓器で、50種類以上ものホルモンを生産・分泌している内分泌器官です。
ストレスの腺と称され、ホルモンを分泌する事により、心身が受けるあらゆるストレスから身体を守る仕事をしています。
また副腎で作られるホルモンは、体内で起こる主な生理的なプロセスの全てに影響を与えています。
例えば、血糖や血圧のコントロール、免疫機能調整、炎症反応、精神・神経系のサポート、骨の代謝作用、性ホルモンの生成など、多面的な働きをしているのです。
まさに生命そのものが、副腎の機能にかかっていると言えるでしょう。
このように生命をつかさどると言っても過言ではない副腎が、過度のストレス攻撃を受けると、どうなるでしょうか?副腎がぐったりと疲れ、機能が低下してしまいます。
それによって、副腎が作るホルモンの中でも、特に「コルチゾール」というホルモンが適正に分泌されなくなります。
この状態を「副腎疲労」と呼びます。
コルチゾールは別名ストレスホルモンと呼ばれ、ストレスに対抗して身体を回復させる働きをするホルモンです。このコルチゾールが枯渇すると、慢性的な疲労感を始め、様々な不調が身体や心に現れます。

心と脳の不調の原因は副腎の疲労かも!?

厚生労働省の調査によると、精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、近年大幅に増加していて、300万人を優に超えているそうです。
内訳としては多いものから、うつ病、統合失調症、不安障害(パニック障害を含む)、認知症となっていて、近年は15人に1人が罹ると言われるうつ病や、認知症などの著しい増加が見られます。

精神疾患というと、病院の精神科や心療内科を受診する患者さんがほとんどで、心の病気と捉えがちです。
しかし、心の状態を左右するのは脳です。そして脳の健康状態に多大な影響を与えるのが、実は「副腎」なのです。

ストレスホルモンであるコルチゾールが適正な量で分泌されないと、脳の働きが抑制されてしまいます。つまり副腎疲労によって、気分の落ち込み、うつ症状、倦怠感、記憶力や思考力の低下、感情のコントロールが利かなくなる、不安症状など、様々な症状が引き起こされます。

精神疾患というと重たいイメージですが、病院に行くほどでもなくても、このような不調に悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

ですがこのような症状をお持ちの方は、程度の差はあれ、副腎に問題が起こっている事が多く見られます。

副腎疲労に罹りやすいのは、勤勉な性格で責任感が強く、頑張り過ぎる傾向のある人です。まさに日本人の特性そのもので、日本ではやり多くの割合の人が副腎疲労にかかっていると思われます。
しかし副腎疲労に対する認知度は高まってきたとはいえ、まだまだ気付かれにくいというのが現状です。

あなたももしかしたら副腎疲労かもしれません…

症状に差はあれ、気分の落ち込み、うつ症状、倦怠感、記憶力や思考力の低下、感情のコントロールが利かなくなる、不安症状などの症状は多くの方がお持ちかもしれません。

病院を受診している方、していないけど症状がある方、あるいは自分でも気づいてなくよく分からないという方など、色々な方がいらっしゃると思います。

ですので、副腎疲労について説明する前に、まずはご自身の心と身体の状態を知っていただくために、以下の20項目について当てはまるものがあればチェックしてみて下さい。

⚫︎朝起きるのが辛い。
⚫︎熟睡出来ず、朝に目が覚めても疲れが取れない。
⚫︎甘いものや塩分が高いもの(しょっぱいもの)を好んで食べる。
⚫︎エネルギーが不足している感じがする。元気が出ず、倦怠感を覚える。
⚫︎今まで出来ていた日常的なことをやるのに一苦労する。
⚫︎性への興味が低下している。性欲が無い。
⚫︎ストレスに上手く対処出来ない。小さな事でもイライラし、人に八つ当たりする。
⚫︎風邪や呼吸器の感染症(気管支炎など)にかかるとなかなか治らない。ぶつけた傷なども治りにくい。
⚫︎ベッドや椅子から立ち上がると、クラクラしたり、目の前が真っ暗(または真っ白)になる。
⚫︎気持ちが落ち込む。鬱っぽい気がする。
⚫︎人生に何の意味も見出せない。楽しい事が無い。
⚫︎PMS(月経前症候群)が悪化している(月経前の数日前から月経が始まるまでの間に、腹痛、頭痛、肩こり、むくみ、便秘、下痢や眠気、気分の落ち込みが激しくなるなどの症状)。
⚫︎コーヒーやコーラなどカフェインの入った飲み物やチョコレートを口にしないと、やる気が出ない。あるいは常にそれらを摂っている。
⚫︎思考が定まらず、ボーッとする事が多い。集中力が低下した。
⚫︎物忘れをする事が多くなった。昼食に何を食べたか思い出せないなど、記憶力が落ちた気がする。
⚫︎食事を抜くとぐったりとしてしまう。
⚫︎甘いものを食べると急に元気になるが、その後だるくなってしまう。
⚫︎午後3〜4時ぐらいの間はぼんやりしている。
⚫︎我慢が出来なくなり、急にキレてしまう。
⚫︎夕食後の午後6時以降になると、やっと元気になってくる。

さて、いくつ当てはまったでしょうか?
チェックした項目が3つ以上あれば、副腎疲労に罹っている可能性があります。

これらが当てはまった、副腎疲労をお持ちの方は、鍼灸による自律神経の調整だけでなく、副腎のケアも必要になります。
そしてこの精神疾患のキーとなる副腎について知り、意識して生活する事が、精神疾患の改善にとても大切な事になります。
ですので、次回のコラムではこの副腎の機能や機能低下についてより詳しくご紹介したいと思います。

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