知っておきたい、自律神経失調症になりやすい4つの体質と対処法(part1)/渋谷駅徒歩1分の好立地

お電話でのご予約
03-6427-7290

知っておきたい、自律神経失調症になりやすい4つの体質と対処法(part1)

現代社会で多くの方が抱える、自律神経失調による様々な不調。病院へ行っても異常はありません、ストレスのせいでしょうと言われた方も多いかもしれません。 そんな辛い症状を引き起こしている隠れた体質と対処法をご紹介します。ぜひ日常でセルフケアを行なって改善していきましょう。

【誰しもが抱えうる自律神経失調症】

以前のコラムでも書きましたが、現代社会では、多くの方が自律神経失調症の症状を抱えています。

その症状は多岐に渡り、様々な症状が現れてきます。
軽度の肩こりの方もいれば、頭痛やめまい、耳鳴りなどの脳神経外科領域、動悸や高血圧、浮腫や冷えなどの循環器領域、胃痛や下痢便秘などの消化器領域、うつや不安感、やる気の低下や不眠など心療内科領域などが含まれています。

もしかしたら軽症であれば気付かなかったり、たまに症状が出たとしても、すぐに症状が消えれば何も無かったかのように、特に治療や摂生をする事はないかもしれませんね。

なぜこれほどまでに身体の不調を抱えてしまうのでしょうか?

誰しもが原因として考えるのは精神的ストレスの蓄積かもしれません。
しかしその他にも過度の疲労や睡眠不足、体を動かす機会がない事、同じ姿勢で過ごす事が多い事、食生活(栄養の偏りや有害物の摂取など)など色々な原因が、普通に生活をしているだけで知らず知らずのうちに少しずつ時間をかけて身体に蓄積していく事で、徐々に自律神経の機能は低下していきます。

そして気付いた時には辛い症状をいくつも抱えてしまって、治そうにもなかなか治らない状態になってしまいます。

ですので少しでも多くの方に、この様な状態にならないで済むように、自律神経失調症になりやすい体質と、タイプ別に悪化させてしまう生活習慣などをご紹介して行きたいと思います。

【自律神経失調症になりやすい体質とは?】

西洋医学の観点から自律神経失調症を診ていくと、ほとんどのケースで交感神経という車のアクセルのような働きをする神経が強くなり過ぎています。
ですのでこのアクセルを抑えるか、ブレーキの働きのある副交感神経の働きを強くするかという治療になります。

しかし実際にはそんなに単純ではなく、同じ交感神経の緊張状態の方でも、体質は全く異なります。ですのでその方の体質に合った治療や養生を行なっていく必要があります。

ここで言う体質とは、東洋医学から見た体質を指します。
東洋医学は特に身体の体質を診断し治療していく医学であり、治療法や養生法も確立されています。

その中でも特に自律神経失調症を引き起こしやすい体質は、【気滞(きたい)】【痰湿(たんしつ)】【陰虚(いんきょ)】【脾虚(ひきょ)】の4つが挙げられます。

なかなか聞き慣れない言葉かもしれませんが、一つずつ説明して行きたいと思います。


【気滞という体質とは?】

気滞という体質は、肉体的にあるいは精神的に緊張してしまっている状態です。
身体や心が緊張していると、全身が強張ってしまうと思いますが、これが長期間続くと様々な不調が出てきてしまいます。
最初はまさにアクセル全開のような状態で、交感神経の機能がかなり強くなってしまっている状態です。

特に気滞体質で出て来やすい症状として、肩や首のコリや張り、情緒不安定、怒りっぽい、イライラしやすい、ため息、ゲップ、わきや胸の張り、お腹の張った痛みや膨満感、胸焼け、めまい、耳鳴り、頭痛、喉の異物感などがあります。

このタイプは、日常での精神的ストレスが強くかかっていてなかなかリラックスする時間がない方、緊張しやすい方に多く発症しやすい体質です。
首や肩の凝り、腰の張り、頭痛などが出るようになってきたら要注意です。

根本的に改善するためには、肉体的にも精神的にもストレスの少ない環境に変えていく必要がありますが、なかなかそれが出来ないのが、体質を悪化させてしまう要因の一つですよね。

なので例えば1日のうちに少しでもリラックス出来る時間を確保する、ヨガやストレッチ、半身浴で身体の緊張を緩める、大声を出したりアロマを使って気持ちの緊張を緩めるなどで、今以上の悪化を予防する事を実践して頂ければと思います。

さて、残りの【痰湿】【陰虚】【脾虚】体質の養生法などは次回のコラムで詳しくお伝えしたいと思います。


予約スタッフ画像

はじめての方も安心の返金保証制度をご用意しております。
たった一度のご来院でも、我々の専門知識と確かな技術でお客様のお悩みの症状に対する概念を、きっと変えられると思ってます。
是非一度お気軽にご相談ください。

03-6427-7290 予約確認