耳がこもる・自分の声が響く…耳管開放症とは?原因・症状・鍼灸による新しいアプローチ/渋谷駅徒歩1分の好立地

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耳がこもる・自分の声が響く…耳管開放症とは?原因・症状・鍼灸による新しいアプローチ

耳管開放症の原因や症状、治療法、鍼灸によるアプローチまでをわかりやすくまとめました。

耳管開放症とは

耳管開放症とは、耳と鼻・のどをつなぐ「耳管」が本来は閉じているべきところが、開いたままになってしまう病気です。この状態により、自分の声や呼吸音が耳に響いて聞こえたり、耳が詰まった感じが生じます。

主な症状

自分の声が耳に響く(自声強聴)

自分の呼吸音が耳に響く(自己呼吸音聴取)

耳が詰まった感じ、こもった感じ(耳閉感)

周囲の音が曇って聞こえることもある

症状には自声強聴、自己呼吸音聴取、耳閉感のほか、まれに難聴やめまい、耳鳴りを伴うこともあります。

主な原因

原因としては、急激な体重減少や脱水、妊娠や女性ホルモン薬の使用、鼻すすりの癖、生まれつき耳管の構造が弱い場合などが挙げられます。特に体重減少や妊娠初期のつわりで栄養状態が悪化し、耳管周囲の脂肪や結合組織が痩せて耳管を閉じる力が弱まることが発症のメカニズムとされています。

体重減少や妊娠が耳管開放症の原因となるメカニズムは、耳管周囲の組織(特に脂肪組織や結合組織)が痩せてしまい、耳管を閉じておく力が弱まるためです。
体重減少や妊娠初期のつわり、妊娠悪阻で栄養状態が悪化し、体の脂肪や水分が減ると耳管が開きやすくなります。
妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりによる体重減少、脱水が起こりやすく、これが耳管周囲の組織のボリューム減少につながり、耳管開放症を発症しやすくなると考えられています。

耳管開放症の特徴

横になったり頭を下げると症状が一時的に軽くなることが多く、立っているときや運動後、脱水時に悪化しやすいのが特徴です。

西洋医学での治療法

治療法は、病院では生理食塩水の点鼻や漢方薬、鼓膜にテープを貼る方法が一般的ですが、症状が強い場合は専門病院での治療や手術も検討されます。

鍼灸治療でののアプローチ

近年、東洋医学の鍼灸治療が耳管開放症に効果的とされています。鍼灸は自律神経の乱れや首・肩の筋緊張を緩和し、体全体の血流や循環を改善することで、耳管開放症の症状緩和と体質改善を目指します。

具体的には、首や肩のツボ(例:天柱、風池)や耳周囲、背中の経穴に鍼やお灸を施し、自然治癒力を高めます。

施術は週1~2回、1~3ヶ月の中長期的な計画で行っていくことで症状の軽減や再発予防につながります。

最後に

耳管開放症は不快な症状が続くため精神的にも負担が大きいですが、鍼灸治療によって体全体のバランスを整え、症状の緩和と健康的な体質づくりが可能です。病院での治療で効果が感じられない場合や、繰り返す症状に悩む方は、東洋医学の鍼灸施術をご検討ください。

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