肩コリは痛み場所を揉んでも解決しません
肩が辛くて自分で揉むことやクイックマッサージのように局所だけを20~30分揉んでも肩コリは解消しません。
肩が張る理由から考える必要があります。肩が痛いのは張るのは過程があります。
突然筋肉が痛みだすことは自己免疫や神経の異常以外は起こりません。病気の場合では肩コリどころではなく他の部位や症状がもっと重い状態になります。
筋肉は簡単にゴムのようなものです。伸び縮むする事で身体を動かしたり姿勢を作ってくれる役割があります。
年齢を重ねると水分が減ってくるためパサパサのゴムでは硬く直ぐに損傷しやすくなります。年齢が上がるにつれて筋肉由来の痛みは多くなってきます。
頭が正しい位置に置いてあるか
重力によって絶え間なく身体には負荷がかかっています。この重力が上から下へすっと抜けるような姿勢であれば筋肉の負担は少なくすみます。
頭は体重の10%と言われます。体重が60㎏の人であれば6㎏ぐらいになります。イメージではボウリングの球ほどの重さになります。
頭から地面までが仮に一直線だと肩は疲れにくいです。これが少し前傾になるだけで頭をさせるために肩の筋肉は相当な負担がかかります。
簡単にはこのような事が身体で起きているために肩コリを発症します。
正しい姿勢とは
これは正直人によって変わります。いかり肩の人や撫で肩の人のように個人差が大きいです。さらに背骨の土台である骨盤も姿勢が傾く原因になります。
身体の特徴や筋肉の張りによって正しい位置に戻すには専門院で診てもらうのをお勧めします。
傾向としてはデスクワークやPC、スマホなどが多いため肩が内側に入っている猫背が多い
です。
クイックマッサージよりも姿勢専門院
確かにマッサージは気持ちいいです。ですが、お金も時間も効果的に使えた方が得すると思います。
肩が張ってしまうその人だけの原因を解決する治療がベストです。
頭や肩の位置、その人だけの特徴的な姿勢などを考慮して肩コリが起こりにくい姿勢に改善できるのが一番効果的です。
筋肉は動かした方がいい
筋肉が硬くなってくると血流の流れが悪くなり、疲労物質や発痛物質が蓄積しやすくなります。
筋肉内は血液が豊富でゴムのように伸び縮みする事で血流を良く出来ます。硬くなって締まったりあまり動かさないと筋肉内の循環が悪くなります。
そのため痛みや疲れをとりたい時は適度な運動が必要になります。
ただジョギングや激しい運動は控えて下さい。筋肉はあくまでも動かすと良いだけで、筋肉に負担がかかるようなことをすると疲労が溜ってしまいます。
よく筋力不足だから筋トレをした方がいいですか?と聞かれますが、あまり勧めていません。
疲れない程度のウォーキングを30~40分勧める程度です。あとはウォーキングで肩も一緒によく動かして下さいと説明します。
肩コリが改善されると
肩コリが影響する症状として
・頭痛
・吐き気
・めまい
・ふらふら
・肩付近の痺れ
・手の冷え
などがあります。
さらに肩コリが慢性的に感じていた場合はストレスが減るため自律神経も整いやすくなります。
肩コリが解消されれば脳内血流も良くなると考えられているため集中力アップや記憶力よくなるとも言われています。
日頃から感じている不調が取れると感情面も前向きになるため人間関係も円滑になると思います。
肩コリ治療
肩コリを専門に行なっている治療院がお勧めです。どうしても局所だけを揉んでしまう治療院が多いのですが、今では受ける前にホームページで調べる事ができます。
肩コリを安値で治療してもらうよりも全体からみて姿勢を整えてくれる治療院がお勧めです。
国家資格による肩コリ治療もあります。あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師は国家資格で解剖学や生理学を学んだ上で治療を行なっています。
効果を求めるのであれば、国家資格者がいる治療院がいいです。